ヴェストワンカップ【WEST ONE CUP】西日本最大級メジャー麻雀大会 ベストワンカップ

(ヴェストワンカップ/ベストワンカップ)

2026WESTONECUP自戦記【仲江 敏郎】

はじめまして。最高位戦日本プロ麻雀協会の仲江と申します。
第11回ヴェストワンカップ4位となりましたので、戦いの記録を記させていただこうと思います。

まずは、毎年運営していただいている方々、また応援いただいた方々、本当にありがとうございました。
初めての大きな大会での決勝進出とあって、多くの方のご声援が励みになりました。

私は3年前にプロになり、以降毎年縁あってヴェストワンカップには本戦に参加できています。
一昨年は本戦2日目敗退、去年は本戦1日目敗退でした。
今年はベストな成績を残すぞ!と意気込んで対局に臨みましたら、
あれよあれよと決勝まで駒を進めることができました。
肝心の決勝では為す術なく敗退してしまいましたが、
悔しいという気持ちよりは、もう一度決勝の舞台に立って、次こそは最終戦まで戦い抜きたい!
次はもっと上手く打てるんじゃないか!という気持ちでいっぱいです。

決勝までの道のりを、主に気持ち面にフォーカスして振り返ってみたいと思います。
【本戦1日目】
241112 +102.3
関東プロ予選を勝ち抜き、今年はAブロック、大三元での対局でした。
過去2年は、大三元で敗退してしまっていたので、明日もここで打つぞ!という思いで乗り込みました。

1半荘目はリーチに放銃したら裏3、
2半荘目は親のダマテンの満貫に放銃し苦しいスタート。この時点で14/16位でした。(△47.1)
ここで気持ちを切り替え、後はトップを取り続けるしかない、と攻撃に徹して3連勝することができました。

6半荘目、卓内1位条件で上位の方と着順勝負だったのですが、80ptほど離れた方に2万点近く放銃。
一時は捲られるところまで行ってしまいました。
それでも気合の3連続ツモで回復し、なんとか卓内1位を死守して、
命からがら4位での通過となりました。
最終局の和了勝負はたまりませんでした。これぞタイトル戦!という感じでした。

【本戦2日目】
411411 +100.7 
前日の興奮も冷めやらぬ中、2日目はDブロック。
1半荘目の東発親番でタンヤオドラ3のテンパイ。さらにドラカンで跳満のテンパイになりましたが、
1000点で捌かれてしまい、出鼻をくじかれました。その後もずるずると4着を引いてしまいます。
通過のためにはラスは1回まで、と考えていたので、この時点で後がありません。
しかしながらこの時は不思議と、まだまだ今日はこれからだという謎の自信に満ち溢れていました。

2半荘目のトップで負債を返済し、3半荘目もトップで+50くらいまで積み上げました。
しかしながら4半荘目、ポイントが競っている相手で焦ってしまい、痛恨のラスを引いてしまいます。
幸いここまででポイントも稼いでいたので、2ラスながらプラスの状況ではありましたが、通過が遠のく大きなラスでした。

「後2本、どちらもトップを取るしかない」そう決めて、5半荘目へ。
ここでも手が入りトップを獲得、6半荘目もトップ条件で臨みます。
条件は卓内1位になるか、トップを取った上で別卓の状況次第でした。
2着目で迎えた南2局、僥倖の跳満をツモり、そのままトップで終了。(卓内2位)
別卓の状況にも恵まれ、3位通過となりました。

【ベスト16】
212341 +85.6
ベスト16までの1週間、心は常にヴェストワンのことを考えていました。
ソワソワとか緊張するとかそういう類ではなく、楽しみ100%でした。

1半荘目は2着、2半荘目は放送となり、高打点の和了を決めて大きなトップとなりました。
3半荘目も大き目の2着だったので、3半荘目終了時には3位につけていました。(+89.4)
しかしながらここから、悪夢が待っていました。

4半荘目は他家の大きなツモ和了に巻き込まれ、我慢に我慢を重ねた3着。
ライバルを4着に沈められたので、やれることはやったかなと思いますが、ポイントはマイナス。
そして5半荘目、オーラス親番で連荘中。もう少し稼げば2着まで、というところでまさかまさかの三倍満親被り。
大きなラスとなり、頭は真っ白に。目の前にあった通過が遠くの方へ行ってしまいました。

気持ちを切り替え、6半荘目の条件を確認。
幸いなことに、上3人が抜けている状況で4位通過のボーダーまでは17ポイントほど。まだチャンスは有りそうです。
大きなトップを取ることが前提条件で、その上で卓内1位になっているか、別卓の放送卓の状況次第、という厳しい条件でした。
もうここまで来たら押すしかないので、全局自分で和了するつもりで臨みます。
東発に満貫を和了、その後も満貫を2回和了し点棒は6万点台に。
条件もあるので、着順操作をするかどうかも考えましたが、素点を稼ぐことを優先し、
6万点台のトップ(卓内2位)で終了。
別卓の放送卓は先に終わっていたので、その場で結果が出て、3位通過に。
嬉しすぎて涙が出そうになりました。

【決勝】
44224 △145.7
初の大舞台の決勝、自分でも驚くほど、全く緊張していませんでした。
ここまでするすると登ってきたので、「あれ、決勝に自分がいる」と、
自分をどこか第三者目線で俯瞰して見ているような、不思議な感覚で試合に臨みました。
それが良くなかったかもしれません。適度に緊張感は持つべきだと思います。

決勝については、1半荘目が全てでした。
あそこまで劣勢になってしまうと、2半荘目から既に条件戦が始まってしまい、フラットに打つことができません。
リーチ判断や手組にミスも多かったと思います。
でも、、、もしかけたリーチが全て和了れていれば、、、と思ってもいます。
四暗刻も山1、、、引けないか~

最後に決勝のスタッツだけ残しておきます。
リーチ:19回
和了:5回
リーチ後放銃:6回
リーチ後に和了より放銃の方が多いよ!!!なんでやねん

ご覧いただきありがとうございました。
麻雀というのは思い通りにならないから面白いし、思い通りになったときはもっと面白いですね。
来年もそれ以降も、またこの大阪の地で決勝の舞台に戻ってこられるよう精進してまいりますので、
これからもよろしくお願いいたします。

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