ヴェストワンカップ【WEST ONE CUP】西日本最大級メジャー麻雀大会 ベストワンカップ

(ヴェストワンカップ/ベストワンカップ)

第6回WEST ONE CUP自戦記【小山 直樹】

今でもたまに夢に見る。

第14回日本オープン。最終戦オーラス。
跳満をツモられなければ優勝のトップ目。14巡目のことだった。

「――ツモ。3000/6000」

万雷の拍手。

「優勝は、日本プロ麻雀連盟 大和プロ」

あとほんの指一本届かなかったタイトル。

第6回West One Cup 決勝
決勝という舞台にまた立つことが出来たことが本当にうれしかった。
このチャンス、掴み取りたい。

1回戦

東2局2本場13巡目
親の矢島さんが八萬:麻雀王国ポンして二索:麻雀王国四索:麻雀王国

自分の手が
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国一索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国 ツモ二筒:麻雀王国

二索:麻雀王国が2枚切れ、四索:麻雀王国が1枚切れ、一萬:麻雀王国が3枚切れ。

ここで自分はイーシャンテンからカンを選択したのだが、今思うと少し前がかりな選択だった。
ドラの在処が正直わからなかったのだが、矢島さんがタンヤオのみだった場合新ドラを乗せてしまうリスクは確かに高い。自分の手もリーチのみになってしまう。

自分でピンズを分断しているので、残りターツ的に矢島さんの四索:麻雀王国はもう一枚持っていてもおかしくない。
内田さんは七索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国で、こちらも二索:麻雀王国は持っていなそうだが四索:麻雀王国を持っていることは十分にありそう。
とすると、ソーズは大体の場合カン二索:麻雀王国を選択することになるので、こちらを決めてもいい。
三索:麻雀王国二萬:麻雀王国は縦引きよさそうなので引いてからの發:麻雀王国シャンポンもあるな、と思ったが巡目も含めるとやはり暗槓せず打五索:麻雀王国がよかった。

カンした後リンシャンから五萬:麻雀王国。これは打ちづらいので打一索:麻雀王国

・・・打一索:麻雀王国???

ツモ七索:麻雀王国で今通った二萬:麻雀王国を打ち。

三萬:麻雀王国五萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国裏:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国裏:麻雀王国 ツモ六索:麻雀王国

まさかの4枚目の六索:麻雀王国を引いてテンパイが入る。
矢島さんの最終が四索:麻雀王国三索:麻雀王国はめちゃくちゃ危ない。
自分はリーチのみ。
矢島さんの手牌を推測すると、三索:麻雀王国が当たる時は
四索:麻雀王国五索:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国裏:麻雀王国  ポン八萬横:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国
で、恐らくピンズ1ブロックマンズ2ブロックの事が多そう。
新ドラの七萬:麻雀王国が2枚以上あることは十分に考えられる。

ここまで考えて、發:麻雀王国發:麻雀王国としてテンパイを狙おう、と考えました。
しかし口から出たのは「リーチ」

これが矢島さんのドラ暗刻に放銃で12000。

一瞬で全身の血の気が引きました。一体何をしてるんだ。
これまでの思考を一瞬で忘れたのか。こんな12000打つやつが座ってていいのか。

東3局、僥倖の3000/6000をツモって迎えた東4局2本場。
供託2本あり手牌が
三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

ここから出る北:麻雀王国をスルー・・・
これも本当に良くなかった。ホンイツもあるし供託もあるので鳴いた方が良かった。
2枚目も声が出ず。
親リーを受けてペン七筒:麻雀王国テンパイするもオリ。
これが松本さんの猛連荘を生んでしまう。

終わってみれば2400点、トップの松本さんと121.8ポイントという大差でのラス。
自己嫌悪で胸がいっぱいでした。決勝まで来て大ポカ連発して。
でも、1回戦でよかった。
あと4回あるから、全部松本さんより着順を上回れば最終戦芽が残る。
逆に言うと1回でも下回ればもう優勝はないだろう。死ぬ気で松本さんと戦おう。

2回戦
トップ目で迎えた南1局2本場の親番。

六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国 ドラ六筒:麻雀王国 ツモ七筒:麻雀王国

このテンパイ。
2着目松本さんと7000点差。
これは最初からペン間七萬:麻雀王国でテンパイしたらリーチしようと思っていました。
自分から八萬:麻雀王国がすべて見え、松本さんの第1打が9m、矢島さんが八萬:麻雀王国ツモ切り、内田さんが9m八萬:麻雀王国の順で手出しと、七萬:麻雀王国が山2枚以上はいるんじゃないか?と思っていました。5mは持たれている可能性は高く手替わりも薄い、テンパイとらずは9pを2枚打ってしまっている。
七萬:麻雀王国を拾える3900、ツモって2600オールのダマテンがいいんじゃないかと解説のお二人も言っていましたが、七萬:麻雀王国は全員受け入れになっている可能性もあって、そう打たれ易くはないな、と感じていたのもあります。それならリーチして回りをオろそうと。
結果はリーチを打ったせいで矢島さんに上手くかわされてしまいましたが、、、

この半荘は松本さんに迫られるもなんとかトップ。

3回戦

東1局
2回戦終了して、松本さんと90.8ポイント差。
3回連続で松本さんよりも上の着順を取れば、60ポイントプラス素点で優勝の道があるな、とプランを立てていた。

8巡目にタンヤオ七対子のテンパイ。
2枚切れの二索:麻雀王国単騎か初牌の二萬:麻雀王国単騎。矢島さんが変則的な河から北:麻雀王国・發と打って来たのでホンイツよりのチャンタだと思い、二萬:麻雀王国がそこまで良くない上に後々危ないと思って二索:麻雀王国単騎に受ける。
11巡目、ツモ八筒:麻雀王国で単騎変更。
親の松本さんがダブ東の後一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国手出し、八索:麻雀王国八筒:麻雀王国五萬:麻雀王国と手出し。
いまにも親リーチが来そうで、親リーチの現物&拾えそうなのでかなり八筒:麻雀王国のまま行く気でした。

そして、14巡目にツモドラの中:麻雀王国

跳満を引きに行くために中:麻雀王国単騎リーチだったかも、と今では思っています。
決勝だからどこかで勝負に行かないといけない。

その時の私の思考としては

・変則の矢島・内田に中:麻雀王国がありそう。
・ホンイツかチャンタっぽい矢島が悩んで1枚切れの白:麻雀王国、初牌の南:麻雀王国と打って来た。白:麻雀王国は重ねたがっていた字牌で、残る字牌は中:麻雀王国のみ。手牌がまとまっていなければ両方切ってくると思えない。中:麻雀王国は結構重なったのではないか?
・松本はピンフやタンヤオのメンツ手っぽい。間違いなくイーシャンテンで、追っかけリーチ来てもおかしくない。
・親の松本とめくりあった場合、山に1枚あるかないかの中:麻雀王国だと分が悪そう。
・矢島にドラの中:麻雀王国を鳴かれた場合はむしろ松本が行きづらくなり親落ちしそう。

結果は大激痛の中:麻雀王国でのアガリ逃し。これツモってたらどうなっていたんだろうなぁ…

南1局の親で松本さんに突き抜けられ、迎えた南2局親番。

一萬:麻雀王国三萬:麻雀王国三萬:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国

七対子や三暗刻四暗刻を見て一萬:麻雀王国を切るとツモ二萬:麻雀王国
ツモ切る手もありましたが、松本さんの手出しが手が整っていそうだったのでもう時間がないと打四索:麻雀王国一萬:麻雀王国引き戻してリーチ一発ツモの2600オール。まだいける。

南2局2本場

5巡目、
六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ツモ三索:麻雀王国

六萬:麻雀王国にくっついたらタンピン三色まで見えると思っていたところにツモ三索:麻雀王国
九筒:麻雀王国を切ってタンピンにしたい所だったが、打六索:麻雀王国とした。
矢島さんがマンズのホンイツっぽい鳴きをしており、内田さんも字牌から五索:麻雀王国六筒:麻雀王国と手出し。
マンズはドラ色ということもあってかなり高くなりそう。
ツモ八索:麻雀王国は三色もあるので九筒:麻雀王国で外すが、ツモ二索:麻雀王国五索:麻雀王国の場合、二筒:麻雀王国九筒:麻雀王国での即リーチを打とうと思っていました。
内田さん、松本さんが真っ直ぐ手を作っていたので、早くリーチでおろしたかったし、三者ともポイント状況的に私のリーチとは戦いづらいだろうと考えたからですが、結局松本さんより上にいかなければならないので打点を追ってここで九筒:麻雀王国の方が良かったですね。

きっちり咎めるかのように川に六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国と並んで内田さんからリーチを受ける。
で、ツモ八萬:麻雀王国でタンヤオ三色テンパイ。

六萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二筒:麻雀王国二筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国

地の果てまで押すんですが、自分がリーチを打つと、松本さんが自分の河にある字牌で矢島さんにアシストしたり、六索:麻雀王国で内田さんに差し込みに来るかもしれない。
故にリーチはしませんでした。ツモ五萬:麻雀王国は打点と待ちの兼ね合いでリーチに行くつもりでしたが。
で、ツモるドラ四萬:麻雀王国
手替わりがなくなりましたし、自分の待ちも筋になりますが、やはり同じ理由でダマテン続行。
ダマテンの効果かはわかりませんが、松本さんから7700を直撃、逆転に成功します。
内田さんからもロンの声が出たのは驚きましたが、チャンタ三色だったようで。

オーラス、松本さんに迫られるも矢島さんへのアシストがなんとか成功してトップ獲得。

3回戦を終えて66.3ポイント差。三着順or2着順プラス素点を2回戦かけてつければOK。

南1局。親の矢島さんホンイツ2フーロに対して、ラス目松本さんからリーチ。
このリーチは割とヤバい。

七筒:麻雀王国暗槓まで入って、満貫クラスはありそう。自分の手も六索:麻雀王国鳴けて満貫イーシャンテンになったので、ここはあがられるわけにはいかないと押すも松本さんにツモられ。この人強すぎ…

南3局3本場供託2000

松本さんと3000点差の2着目。1000点でもアガれば松本さんより上でオーラスを迎えられる。
四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国五索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 北家ドラ六筒:麻雀王国

2巡目に打たれる2枚目の北:麻雀王国をスルー。アガリにはポンの方が若干早いような気がするので鳴く手は十分にあったかな?カン五萬:麻雀王国残りは即リーチ打てないですが、一索:麻雀王国四索:麻雀王国を引いた時にソーズの一通を見たテンパイ外しが十分だと思っていたのでスルーしてみました。

するとなんとカン五萬:麻雀王国が埋まってリーチ。一発ツモまでついてきて1000-2000!

南4局
2着目松本さんとの差は6200点。3着目内田さんと松本さんが2900点差なので、松本さんから3900直撃して3着に落とせたら最終戦着順勝負になるのでめちゃくちゃでかい。

5巡目に
二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 ツモ七萬:麻雀王国 ドラ五筒:麻雀王国

二萬:麻雀王国三索:麻雀王国を切るのがよさそうなのですが、七萬:麻雀王国ツモ切りとしました。
八萬:麻雀王国も1枚切れで六萬:麻雀王国引いての二萬:麻雀王国五萬:麻雀王国or五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国に魅力がないので三索:麻雀王国のタンピンくっつきは欲しい。
松本さんが3巡目に二萬:麻雀王国を打っており、三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国引きのダマテンが直撃チャンスありそう。

結局
二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国八萬:麻雀王国八萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 ツモ六索:麻雀王国

の1300.2600をツモれて素点6500詰めて最終戦を迎えることができました。

泣いても笑っても最終戦。
松本さんと1着順+13400点差をつければ優勝!

問題の東2局3本場。
松本さんから先制リーチを受け、東:麻雀王国をポンして二索:麻雀王国五索:麻雀王国テンパイ。
マンズピンズの両面が全部通った14巡目。

六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国 ツモ七索:麻雀王国

松本さんの待ちで残るはソーズの5筋と愚形リーチ。
押すべきだったな、と今では思えます。
座っていた時は、矢島さんが苦しそうで、少考五萬:麻雀王国が少し回ったように感じ、ソーズの無筋が矢島さんからも打たれ辛いのではないか?
七索:麻雀王国を打つとアガリ以外のソーズが全て受け入れられなくなり、じゃあ次のソーズでオリるのか?なら七索:麻雀王国を持っておいた方がテンパイ維持は可能なのでは?等考えていました。

ただ。決勝で絶対に松本さんより上に行かなきゃいけないならば、ここは勝負しなければいけないところだったと思います。弱い気持ちが出てしまった。

と思ったらすぐ矢島さんから五索:麻雀王国が打たれる。アガリ逃し。そうか。。。
字牌は見えてるし矢島さんは役ありなら上の三色っぽい。おそらくテンパイでドラ単騎かソーズの上っぽい。

この後の数巡の事は、本当に良く覚えていない。

五筒:麻雀王国を引いてきて、スライドを完全に見落としていて、そのまま松本さんのリーチに放銃してしまう。

放銃した時はそうか、シャンポンがあったか。と思い点棒を払い、親のサイコロを振って配牌を取った。

親の第1打を打った後に。
あれ、今、何で放銃したっけ。
そうだ五筒:麻雀王国だ。五筒:麻雀王国と南南:麻雀王国のシャンポンだった。
五筒:麻雀王国ってなんだ。俺の持ってたピンズって二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国じゃなかったっけ?
あれ?三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国だったっけ?いやでも二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国だった気がする。
と段々と思い出してきて再び血の気が引きました。

麻雀中に自分の手牌を見失う事なんて初めてのことでした。
自分の未熟さです。
見てくださった多くの方、大変申し訳ありませんでした。

5巡目、何も迷わない形でドラ1の親リーチを打てたのが本当に救いでした。
流局までツモ切る間深呼吸を繰り返し、なんとか気持ちを切り替えました

流局を挟んで東3局2本場。

6巡目に
四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国九筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国八索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国 ツモ八筒:麻雀王国 ドラ二索:麻雀王国

七筒:麻雀王国を切ればテンパイ。ただし、リーチのみ。
六索:麻雀王国が3枚、九索:麻雀王国が2枚自分から見えていて七索:麻雀王国は一見良さそう。
白:麻雀王国引きはもうリーチを打って2600オールを目指すつもりでしたが、これはあまり迷わずテンパイ外しできました。何もない状況なら絶対に外すので。
この選択がハマり、ドラを引いて松本さんから7700の直撃!!!
逆転した!!!!

15800点差で東4局松本さんの親を迎える。

ドラが白:麻雀王国で矢島さんがピンズの染め手。
八筒:麻雀王国を先に打った松本さんが九筒:麻雀王国をポン。
ヤベェドラ暗刻入った、、、
ポン出しが五索:麻雀王国で、五索:麻雀王国周りと白:麻雀王国のシャンポンバックもあるかもですが、ドラ暗刻のテンパイだと思ってもう何も切れないと思って打とう。
引く三索:麻雀王国は両面なら五索:麻雀王国切って先固定するはず、直前の三索:麻雀王国もポンが入っていない、一索:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国から一索:麻雀王国先切りはおかしいので通りそう。

で、松本さんから手出し七索:麻雀王国

七索:麻雀王国ってなんだ。五索:麻雀王国七索:麻雀王国のカンチャンを払った?でも七索:麻雀王国もう一枚あってもおかしくない。
九索:麻雀王国が鳴かれてないからソーズ七索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国からっぽい。九筒:麻雀王国ポンイーシャンテンで、九筒:麻雀王国が埋まって別で待ってるかカン九筒:麻雀王国待ちか。
手役がチャンタドラドラだったらピンズ六筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国、ソーズ五索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国九索:麻雀王国だったら4巡目の七萬:麻雀王国引っ張って三色見そう。マンズ七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国完成でも切り順はおかしい気がする。やっぱりドラは暗刻っぽいなあ・・・・

八索:麻雀王国4枚山ですって。。

矢島さんから12,000の移動。キツイ。

東4局2本場。
松本さんが九索:麻雀王国ポン、九萬:麻雀王国ポンでかなりヤバそうなところから二索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国から三索:麻雀王国をチー。
トイトイを消した?これダブルバックだ。役牌が東:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国の三種。これだけはやめよう。
と思った瞬間。

五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国一筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国 ツモ一筒:麻雀王国

3枚切れのカン四筒:麻雀王国テンパイ。
八萬:麻雀王国切ってテンパイとっても良かったかもしれない。
手変わり考えた時に、六筒:麻雀王国引いての四筒:麻雀王国七筒:麻雀王国がダメなこと、二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国引きは一筒:麻雀王国切りでも変わらず、五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国縦引きでのカン二筒:麻雀王国リーチや二筒:麻雀王国引いて五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国が選択できることを考えて一筒:麻雀王国ツモ切りとしました。

そしたらまさかの4枚目の四筒:麻雀王国ツモ・・・・いるなら先に言ってくれー!!!
まぁこれはこれで良し。五萬:麻雀王国八萬:麻雀王国リーチに踏み切ります。
山に4枚でしたね。

リーチしないにしてもカン四筒:麻雀王国をテンパイ取ってると、ツモドラ1の500-1000は二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国のフリテンリーチ打ってたかもですね。ピンズ良かったので。

このめくり合いに負けたのが勝負の決め手でした。

南3局親番、どう足掻いてもテンパイすることが叶わず、目前まで来た優勝はまたしても手から零れていきました。

正直一回戦の入り方が最悪でした。どこかふわふわした気持ちで打ってしまっていた。
決勝という舞台の経験の浅さか、気負いすぎたのか。結果最悪の12000放銃。
最終戦でもスライド見落としで松本さんに放銃。

自戦記というより自省記になってしまいましたが、反省する場面が多く、実力不足を痛感しました。
本当に悔しいですが良い経験ができたと思います。

新型コロナ禍で1年延期、今年の開催も危ぶまれましたが、無事開催され、大いに盛り上がった大会でした。主催の麻雀普及委員会様、協賛の皆様、参加された選手の皆さん、運営の皆様、放送をご覧いただいた皆様ありがとうございました。

これからももっと精進して、来年またこの舞台に帰ってこられるよう頑張ります。

松本さん本当に強かった!!!おめでとうございました!

WEST ONE CUP